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2012年6月27日 (水)

1年生初の本格的舞台

小説「山椒魚」には謎があります。それは山椒魚によって岩屋に閉じ込められたカエル(カワズ)が息も絶え絶えに吐く言葉、「今でもべつにお前のことをおこってはいないんだ」。なぜカエルはそう答えたのか、そしてその言葉で小説の幕を閉じるのか。それは小説「山椒魚」の謎であり、そしてテーマであるはずなのです。さらに謎を深める事件がこの小説が世に出た63年後に起きました。それは井伏氏自身の手によって最後の部分が削除されたことです。それも何の理由も語ることなく。
 今回の「山椒魚っ!」は私達TOMANANの解釈です。舞台はある高校、二年B組の教室。山椒魚は一切でてきません。高校二年の生徒達と半崎摩耶という女の子が回想する小学二年の遊び「花いちもんめ」。人が多くの人々と理解し合い共鳴し合うことの難しさと、しかしそのことに果敢に挑もうとする河津ナナと半崎
摩耶の物語になっています。Photo
 1年生にとっては本格的な初舞台。昼練習をしながら2年生と一緒になって創り上げてきました。乞うご期待。

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